AIイラストの作り方:サイバーパンクな街角をStable Diffusionで生成するプロンプト
こんにちは、フリーランスデザイナーの恭之です。最近、AIイラスト生成の面白さにハマっていて、特にStable Diffusionを使ったプロンプトエンジニアリングに夢中です。今回は、私が作成したサイバーパンクな街角のAIイラストを例に、その制作過程を詳しくご紹介します。
この記事を読めば、
- AIイラストの作り方が step-by-step で分かる
- Stable Diffusion でイメージ通りの画像を生成するプロンプトの考え方が身につく
- サイバーパンク な世界観を表現するプロンプトのコツが掴める
ので、ぜひ最後まで読んで、あなたもAIアートの世界を楽しんでみてください!
アイキャッチ画像の紹介:雨に濡れるサイバーパンクな街角
この記事のアイキャッチ画像は、まさに今回ご紹介するプロンプトで生成したAIイラストです。
[ここにAIイラストを想像して説明文を入れてください。例:雨に濡れた夜の街角で、ネオンサインがギラギラと輝き、未来的な建物が立ち並ぶ、まさにサイバーパンクな雰囲気満点のイラストです。細部まで作り込まれたディテールと、雨の反射が美しい、私自身も非常に気に入っている作品です。]
このアイキャッチ画像のように、クオリティの高いAIイラストを、プロンプト次第で誰でも作れるようになるんです。それでは、プロンプト作成の思考過程を見ていきましょう。
1. テーマを決める:退廃的で美しいサイバーパンク
まず、どんなAIイラストを作りたいかを考えます。私は以前から、近未来のダークな雰囲気が好きで、特にサイバーパンクの世界観に強く惹かれています。サイバーパンクは、1980年代に登場したSFのサブジャンルで、高度な科学技術と、退廃的でディストピアな社会が描かれるのが特徴です。
サイバーパンクの世界観をAIイラストで表現するために、今回は**「夜の街角」**をテーマに選びました。夜の闇とネオンサインのコントラスト、雨に濡れた路面の反射などが、サイバーパンクらしい雰囲気を演出できると考えたからです。
- テーマ:サイバーパンク
- 表現したい世界観:近未来のダークな雰囲気、退廃的で美しい街
- 具体的なシーン:夜の街角
2. プロンプト作成の初期段階:シンプルなキーワードから
Stable DiffusionでAIイラストを生成する上で、プロンプトはAIへの指示書のようなものです。最初はシンプルなプロンプトから試してみましょう。
思考過程:
- 日本語: まずはサイバーパンクの街並みを生成したいので、キーワードは「サイバーパンク」と「都市」かな。「サイバーパンク都市」で試してみよう。
- 英語: まずはシンプルに “cyberpunk city” で試してみます。
最初のプロンプト (英語):
cyberpunk city
このプロンプトで生成してみましたが、結果は少し曖昧で、具体的なイメージに欠けるものでした。
3. プロンプトを具体的に:場所、時間、天候の要素を追加
プロンプトをより具体的にするために、場所、時間、天候の要素を追加していきます。
思考過程:
- 日本語: 「サイバーパンク都市」だけだと漠然としているので、場所を「街角」、時間を「夜」に指定してみよう。「夜の街角」を追加して、より具体的なシーンを指示する。
- 英語: 場所と時間を具体的にするために、”city street at night” を追加します。
次のプロンプト (英語):
city street at night
さらに、サイバーパンクらしさを強調するために、雨の要素を加えてみます。雨は、街の雰囲気をより一層引き立て、ネオンライトの反射を美しく見せる効果があります。
思考過程:
- 日本語: サイバーパンクの雰囲気を出すために、雨の要素は欠かせない。「雨」を追加して、街に陰鬱さと深みを加えよう。
- 英語: 天候の要素として “with rain” を追加します。
次のプロンプト (英語):
with rain
そして、サイバーパンクといえばネオンサインです。ネオンサインは、サイバーパンクの夜の街を象徴する重要な要素なので、これもプロンプトに加えます。
思考過程:
- 日本語: ネオンサインはサイバーパンクに必須の要素。「ネオンサイン」を追加して、サイバーパンクらしさを強調しよう。
- 英語: 視覚要素として “neon signs” を追加します。
最終的なプロンプト (英語):
cyberpunk city street at night with rain and neon signs
この最終的なプロンプトで生成したのが、冒頭でご紹介したアイキャッチ画像です。
4. プロンプトエンジニアリングの重要性:要素分解とネガティブプロンプト
Stable DiffusionなどのAIアート生成ツールを使う上で、プロンプトエンジニアリングは非常に重要です。プロンプトは、AIがどのような画像を生成するかの指針となります。
今回のプロンプトを要素分解してみましょう。
要素 | 説明 |
cyberpunk | ジャンルを指定。サイバーパンクスタイルを指示 |
city street | 場所を指定。都市の通りを描写 |
at night | 時間帯を指定。夜の闇を強調 |
with rain | 天候を指定。雨の反射効果を加える |
neon signs | 視覚要素を指定。ネオンライトの輝きを強調 |
このように、プロンプトを具体的にすることで、AIはイメージに近い画像を生成しやすくなります。
さらに、Stable Diffusionではネガティブプロンプトも重要です。ネガティブプロンプトは、AIに含めてほしくない要素を指定することで、より意図した画像を生成するのに役立ちます。
今回のテーマでは、例えば
- 明るすぎる
- 田舎の風景
- 昼間
などの要素をネガティブプロンプトとして指定することで、サイバーパンクの雰囲気を壊す要素を避けることができます。
5. 技術的な設定:画像サイズとGPU
今回、画像のサイズは1024×1024ピクセルに設定しました。このサイズは、詳細な画像を生成しつつ、処理時間を抑えることができるバランスの取れたサイズです。
私はRTX3060のGPUを使っているので、このサイズであれば比較的短時間で生成できます。画像のサイズを大きくすると、より高精細な画像が生成できますが、処理時間も長くなるため、ご自身のPCスペックに合わせて調整すると良いでしょう。
6. ローカルインスピレーション:下関の風景とサイバーパンクの対比
私は山口県下関市に住んでおり、地元の風景からもインスピレーションを得ています。下関の海や山の自然美は、サイバーパンクの世界観とは対照的ですが、その対比が、私のアート制作において新しい視点を与えてくれます。
例えば、下関の静かな海辺の風景と、サイバーパンクの喧騒とした街並みを比較することで、自然とテクノロジーの対比といったテーマも表現できるかもしれません。
7. コミュニティと共有:AIアートの輪を広げよう
AIアート生成は、一人で黙々と楽しむだけでなく、コミュニティと共有することで、さらに面白くなります。
- SNSで作品を公開して、他のクリエイターと交流する
- フォーラムでプロンプトや生成結果を共有し、意見交換をする
- 他の人の作品からインスピレーションを得る
など、コミュニティに参加することで、AIアートの可能性はさらに広がります。ぜひ、あなたの作品も積極的に共有してみてください。
まとめ:プロンプトエンジニアリングでAIアートをもっと自由に
今回のサイバーパンクな街角のAIイラスト制作を通して、プロンプトエンジニアリングの奥深さと、AIアートの可能性を改めて実感しました。
- シンプルなプロンプトから始めて、徐々に要素を加えて具体的にしていく
- 要素分解でプロンプトの構造を理解する
- ネガティブプロンプトで不要な要素を取り除く
これらのプロンプトエンジニアリングのテクニックを活用することで、AIはあなたのイメージをより正確に捉え、素晴らしいAIアートを生成してくれるでしょう。
あなたもStable Diffusionで、AIアート制作に挑戦してみませんか?どんなテーマのAIアートを作ってみたいですか?ぜひコメント欄で教えてください!
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